建設設計管理規則2015(CDM 2015)は英国の建設現場の安全衛生を規制する主要規則ですが、その適用範囲は多くの機械エンジニアが認識しているより遥かに広いです。プラント設置、プロセスシステム構築、プラント改修、機器の基礎工事は全てCDM 2015の「建設工事」の定義に該当します。

CDM 2015の適用範囲

CDM 2015は「建設現場」に適用され、その定義は非常に広く以下を含みます:新規建設・増設(建物、構造物、工業プラント)、改修・改造・修繕、機器の設置・撤去(プロセスプラント、配管を含む)、構造物への物理的変更を伴う保全・補修、仮設構造物の組立・解体。

3つの主要な役割

発注者(Client):工事を発注する者。発注者は安全のための適切な予算と時間を確保し、設計開始前に主任設計者を指名し、建設開始前に主任施工者を指名する義務があります。

主任設計者(Principal Designer、PD):設計段階の安全調整者。発注者から指名されます。PDは設計段階の安全を計画・管理・監視・調整し、設計上の決定が建設・保全・解体段階のリスクを排除・低減することを確保し、着工前情報を作成し、建物安全ファイルを完成させます。

主任施工者(Principal Contractor、PC):建設段階の安全調整者。建設フェーズ安全計画を作成し、全ての下請業者の安全を管理します。

設計者の義務(第9条)

プロジェクトに参加する各設計者は設計プロセスにおいて:予見可能な安全衛生リスクを設計の変更によって排除し、排除できないリスクを保護措置によって最小化し、残留リスクに関する情報を他の参加者に提供しなければなりません。機械エンジニアにとって、これは次を意味します:

HSEへの事前通知

CDM 2015第6条:一定の規模を超える工事はHSEへの事前通知(F10書式)が必要です。通知が必要な場合:作業日数が30日以上かつ同時に20人以上の作業者が従事する場合、または総工数が500人日を超える場合。中規模の設備設置でもこれらの基準に容易に達します。

見落とされがちな責任:機械エンジニアが設備を設計する場合、設置がサプライヤーや顧客側で行われる場合でも、CDM 2015の「設計者」となります。HSEは事故発生時に設計上の判断を遡及調査できます。「安全な作業方法を提供するのは工事現場側の責任だった」は、リスクが設計上の決断そのものから生じる場合の免責理由にはなりません。

ForgepointはCDM 2015の設計者としての責任を機械設計に統合します。機械設備に関する着工前文書の作成と建物安全ファイルへの貢献を含みます。

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